Là bas

普段の日記

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利口


いつも笑って別れられればいいのにね。
そう賢くなれたら、お利口になれたら、私は一歩、
あなたに近づけるんだろうか。
きっと、そんな簡単なことではないような気がする。
私は私らしく、あなたを愛する、なんていうのは
都合の良い言葉だ。
私はただ独りよがりな恋愛を、押しつけようとしている。

きっといつもより鮮やかな休日が、私の歯車を
乱していった。
当たり前にできることが、急に困難になった。
何度も手を握った。
自転車の後ろに乗って、腕を回した背中の暖かさが
私を苦しめた。

芽生える小さな欲望のために、遠い先の未来を壊すなんて、
きっと容易いことで、今日も何人の人々がそうやって
分かり合えないと決めつけるんだろう。
でも、私はきっとそんなこと、出来はしないから、
一人で歩こうとしてみたり、鞄を道に投げ捨ててみたり、
あからさまな空回りをする。

あなたを困らせたくないのに、私はいつも、何かに焦って
自分の足下を見失う。
そんな私の手を握っていてくれる人は、きっと一人しかいない。
マスカラの落ちた顔を鏡で見ると、
後ろであなたが微笑んでいるような気がする。

ねぇ、どうして私はこんなに好きになってしまったんだろう。
気持ちが止まらない。
止まらないなら、走るレールだけは見失わないでいたい。
だからその手を、どうか離さないで。
いつまでも傍に、置いてくれますか。

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