Là bas

普段の日記

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愛し方


よく晴れた春の一日。
雲が時折、地面に柔らかな影を落とし、木々は
うっすらと緑づき始めた。

人の出会いなんて、月日をカウントするような出来事ではないけれど。
ふと、あの日を思い出すのだ。
もう夏に近かった。
何にも囚われず、ただ本当に人が人を求めて、
「会う」ということに執着したあの日を。
ぎこちない話題作りも、汚い騙しあいも、そこには始めから無かった
ように思う。
そうする必要がなかったから。

世の中の出来事なんて、全て角度を変えてしまえば一つの定義なんて
できはしないのに。
誰かが定義したがり、決めつけにかかり、固定観念を植え付ける。
それがどうやら、秩序というものを成り立たせるのに不可欠らしいから、面白くない。

・・・私とあなたは秩序の中の、ほんの少しの歪みで引き寄せられたように思う。
だから私たちは、たまに形を失うぐらい愛し合える気がする。

・・・よくわからないね。
私は形式が嫌い。
恋人たちのありきたりな、ありがちな、指を絡める行為よりも、
歪みに深く嵌まった、常人から見れば異常な愛し方の方が、
なんだか私たちらしい気がするんだ。

・・・でもそれは二人で分かればいいことだね。

空を仰ぎ見れば。

今日も鳶がゆらゆらと旋回している。

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